ハワイで2020年5月に長男を出産した私の子育て記です。
今回は、息子が0歳から現在(2歳半)まで使用した3台のチャイルドシートを紹介します。
ハワイ州の法律
2022年8月時点でのハワイ州の法律では、4歳未満(less than four years old)の子供が自動車に乗る場合はチャイルドシート(“child safety seat”と呼ばれます)の使用が必要です。
4歳~10歳未満(under ten years old)の子供は、チャイルドシートもしくはブースターシートの使用が必要です。ただし、10歳未満でも身長が4フィート9インチ(約145センチ)以上の子供はチャイルドシートもブースターシートも必要ありません。
また、2歳未満(under two years of age)の子供は必ず後ろ向きで乗る義務があります。
これらのルールに違反した場合は、ハワイ州の講習を受ける義務と、100ドル以上の罰金が課せられる可能性があるそうです。
1台目:キッコ KeyFit 30 Infant Car Seat
0ヶ月~12ヶ月まで1年間使用。
知人からバガブー社製(Bugaboo)のベビーカー(ストローラー)のおさがりをいただいて、そのベビーカーに着脱可能でチャイルドシートとしても使えるものを探しました。その結果、イタリア生まれキッコ社製(Chicco)KeyFit 30が見つかり、1台目のチャイルドシート兼ベビーカー用シートとして新品で購入しました。Amazonで約210ドルでした。別売りで専用のアダプタが必要なので、Amazonで49.95ドルで購入しました。
カーシートとしてもベビーカーとしても、着脱がとても簡単で使いやすかったです。作りもしっかりしていて安心して使えました。
後ろ向きのみの使用で、前向きにはできません。体重2~13.5 kg(4~30ポンド)、身長76 cm(30インチ)まで。体重2~5 kg(4~11ポンド)の赤ちゃんには「NEWBORN INSERT」という付属の座席カバーを付ける必要があります。
2台目:ブリタックス Roundabout Convertible Car Seat
12ヶ月~2歳半まで1年半使用。
息子が1歳になった頃、知人からおさがりでいただいた、イギリス生まれのブリタックス社製(Britax)Roundabout。1台目のキッコ KeyFit 30同様、新生児から使用することができますが、着脱してベビーカーのシートとしても兼用可能なキッコ KeyFit 30と違ってチャイルドシート専用であることが特徴です。
後ろ向きにも前向きにも使えます。後ろ向きの場合は体重2.3~15 kg(5~33ポンド)、前向きの場合は体重9~18 kg(20~40ポンド)、身長102 cm(40インチ)まで使用可能です。
3台目:マキシコシ Pria 85
2歳半~2022年9月現在使用中。
こちらも知人からおさがりでいただいた、オランダ生まれのマキシコシ社製(Maxi Cosi)Pria 85。息子はこの3台目から前向きで座り始めました。ドリンクホルダーが付いていて、最近水筒を手放さない息子は、このドリンクホルダーをとても気に入っている様子です。
体重6.4キロからしか使用できないので新生児には使えません。後ろ向きにも前向きにも使えます。後ろ向きの場合は体重6.4~18 kg(14~40ポンド)、身長102 cm(40インチ)まで。前向きの場合は体重10~38 kg(22~85ポンド)、身長74~132 cm(29~52インチ)まで。
私のお気に入りはキッコ
以上のように、これまでキッコ、ブリタックス、マキシコシと、ヨーロッパ生まれの3つのブランドのチャイルドシートを使ってきました。どれも世界的に有名なブランドなので親目線では特に使い勝手に不満はありませんでした。中でも一番作りがしっかりしていたのはキッコのKeyFit 30かなと思います。デザインや質感も、私はキッコが一番好きでした。